アドセンス警告とアクセス減少の関係

当サイトの話です。
2014年2月13日にアドセンスの管理画面を確認すると「警告メッセージ」が届いているのに気づき、内容を確認してみると以下の様な警告が・・・。

アドセンス警告の内容

ユーザーに報酬を提供して誘導するコンテンツ: Google のプログラム ポリシーに記載されているとおり、AdSense サイト運営者様がリンクや広告のクリック、メールの購読、他のウェブサイトの閲覧を行ったユーザーに報酬を与えるプログラムに関するコンテンツを含んでいるサイトに Google 広告を掲載することは許可しておりません。これには、オートサーフ サイトや有料購読メール ネットワーク、ユーザーにクリックを促して報酬を支払う各種プログラムの比較サイトなども含まれます。

上記の警告がアドセンス管理画面上で確認され、その後問題解決のために行った内容は下記を参照ください。

アドセンス警告後にトラフィックが半減

GRCを起動していて気がついたのですが、警告をもらった当日より検索順位が急激に下降。

ウェブマスターツールの「検索クエリ」でもクエリが半減しているのに気が付きました。

警告をもらった日が2月13日、検索クエリが下落したのが2月14日、GRCに変化が見られたのが2月16日と一連しているように感じたのに加えて、他にトラフィックや検索順位が下降する要素が思い浮かばなかった為、アドセンスの警告とアクセス減に関連性があると仮設を立てました。

ポリシー違反に対する個人的解釈

今回、ポリシー違反に抵触していた部分は「報酬プログラムを提供しているサイト」へのアドセンス掲載という点。

具体的なポリシー内容はこちら

報酬プログラムを提供するサイト（「報酬提供」サイト）
Google のポリシー
「報酬提供」サイトとは、広告のクリックやウェブ サーフィン、メールの購読といった作業を行ったユーザーに対して支払いや報酬を約束するサイトのことです。このようなページへの Google 広告の掲載は、無効な表示回数やクリックの発生につながることがあるため、禁止されています。同様に、報酬を提供するサービスにトラフィックを誘導したり、そうしたサービスを紹介したりすることがメインのサイトでは、広告掲載が許可されません。

当サイトの場合はポイントサイトに関する記事がこれに該当しています。

上記のポリシーが設定されていることは把握しており、対策として「規約に抵触すると判断できるページにはアドセンスを掲載しない」という対応を警告をもらう前から行っていました。

私の解釈としてはポリシーの「報酬プログラムを提供する内容がメインとなるサイトでは広告を掲載できません。」にある「メイン」という部分に関して、当サイトはポリシーに抵触する記事の割合がサイト全体の20％程度であることから、メインではないと解釈をしていたのですが、Google側からするとメインである、もしくはそれに相当すると判断されたと言えます。

アドセンス警告後に行った対応

まずはじめに、上記でご紹介した「メインであるかどうかの判断」について私個人の見解（報酬プログラムがメインではないという認識）をGoogle側にご連絡。
結果、認められず却下となりました。

よって、「当サイトでの全てからアドセンスを削除する」し再度ご連絡をしましたところ、晴れて「解決済み」のステータスとなりました。

警告ステータスが「解決済みに」となり、その後「検索クエリ」が復活

警告ステータスが「解決済み」になり、半減していたアクセスはと警告を受ける前に比べて30％ダウン程度まで回復しました。
回復までの期間は約2週間程度でした。

まとめ：ポリシー違反要素が無いかもう一度見なおそう

サイト運営を行う上でGoogleのポリシーというものとうまく付き合っていく必要があります。

Googleのコンテンツポリシーでは、著作権、アダルト、暴力などに関してガイドラインが制定されており抵触するとペナルティをもらう可能性が非常にたかくなっています。

またアドセンスのコンテンツポリシーでは、今回抵触に値した「報酬プログラムを提供するサイト」やハッキング、薬物、暴力などを含むコンテンツに対してポリシーが設けられています。

情報商材を取り扱ったサイトでアドセンスを掲載しているアフィエイターの方は、この「報酬プログラムを提供するサイト」の部分をよく理解されておくことをおすすめします。

アクセスが急に減少した場合のチェックリストは「検索順位や検索クエリが下降した場合のチェックリスト」でご紹介中ですのであわせてどうぞ。